2012年09月06日

本田圭佑

今日の日刊スポーツの一面に、サッカー日本代表 本田圭佑の言葉が載りました。

「今の日本をどう思うか?」という質問に答えたものです。

スポーツ選手が、こうした主張を公にするのは珍しいですし、
この前もオリンピックで韓国選手が政治的パフォーマンスをしたとして、
メダルを未だ授与されていないなど、タブー視されている面もあります。

ただ、オリンピックは、その理念から政治的パフォーマンスをするべきでない場
であり、明確なルールでもあるので非難されて当然です。

そうした政治的パフォーマンスとは別次元で、一国民として意見表明することは
大いに賛成します。

日本の主権者は国民です。

国民である以上、政治に参加するのは権利であり、選挙の一票に限定されるもの
ではないはずです。

むろん発信力のある人間の発言は、責任をもってしなければなりませんが、
今回の本田選手の言葉には、重みを感じました。

気になったところをピックアップすると、

「今のオレたちは何も築いていない。先人の財産を使ってきただけ。
 感謝して、今からもう一度、頑張らないといけないんじゃないか。
 それなのに、浪費した揚げ句、責任のなすり合いが、
 どの場面どの分野でも繰り広げられているように見える。」

「そろそろオレたちの世代が、本物を評価される時代をちゃんと作り出される
 べきだと思う。
 本物の定義・哲学を若い人たちがそれぞれ持っていないといけないと思う。」

「オレがいう本物とは政治家のことであったりする。
 彼らは税金から給料を得ているわけだし、本物であるべきだと思う。」

「オレの価値観では、平和というものは自分たちの手でつかみ取るもの。
 本物とは何かということに対して、もっと真剣に考え、
 議論する必要があるんじゃないか。」

素直に賞賛したいところは、日本の現状に危機感を覚えながらも、
嘆いて不満をぶつけるのでなく、今何をするべきなのかというビジョンを
語っていることです。

理想主義すぎる感はありますが、
若い人には理想や夢を語っていてもらいたいです。

多様な意見があってしかるべきであるし、議論は国会でのみすることでも
ありません。

主権者は自分たちであるということを棚に上げて、
責任を政治家のみにあるような論調は、正直気持ち悪いです。

本田選手の今回の意見は、内容としては賛否両論あると思いますが、
気持ちよく拝読できました。

正直に言えば、本田選手のことを、ビッグマウスだけれども
それに見合う努力をしている男としか認識していませんでしたが、
評価をかなり上方修正しました。

これからの本田選手の記事は、必ずチェックすることになりそうです。

タグ:本田圭佑


posted by うたかた at 20:30 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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